PAYG=PAY AS YOU GO(ペイ アズ ユー ゴー)の略
PAYGとはオーストラリアで使われている徴税システムの名前です。プリペイド式の携帯電話などを
「PAY AS YOU GO 携帯」などと呼ぶこともあります。「PAY AS YOU GO」とは使った分だけ払う、とか、必要な分だけ支払うなどの意味を持ちます。オーストラリアの国税庁は、このPAYGのシステムで国民から所得税を集めてます。
税金の話のなかでは「PAYG」は、働いた分だけ税金を支払う、という意味になります。2週間おきとかに、会社からお給料をもらうときに、会社は既にあなたが支払うべき税金を給料から差し引いて国に収めています。毎回、給料をもらうたびに税金を支払っているので「PAYG」となずけられているのかも知れません。
PAYGW=PAYG withholding という言葉もあります。
withholdingとは、保管しているという意味なので、PAYG withholding とは会社側が差し引いて支払った税金の金額を示します。
もっと知りたい人は政府のサイト Australian Taxation Office websiteで勉強してくださいね。
ちなみにPAYGは、2000年にハワード首相が税金改革をしたときから利用がスタートしました。それ以前は、PAY AS YOU EARN とう名前でまさに「働いた分だけ税金を支払う」といういみです。